当院にお越しになる方はバランスの悪さを気にされて来院されます。
もちろん当院はバランス調整の専門でもあるので当たり前ですが(笑)
当院と他の院の1番の違いは
『いい姿勢をしないでください!』
ということです。
みなさんこれを聞くと「えっ!?」と驚かれます。
どこに行っても「いい姿勢でないから悪くなった」と言われるわけですから
多くの指導は「いい姿勢をしてください」
となっています。
いい姿勢はもちろん理想的ですが、調子の悪いときにいい姿勢でいますか?
いい姿勢をしていて楽ですか?
ということなんです。
いい姿勢には2つ意味合いがあると思っています。
1つははたから見るいい姿勢、いわゆる見た目の姿勢です。
もう1つはカラダにとってのいい姿勢です。
お腹が痛くなった時、多くの方はカラダを丸めた方が痛みが軽減する体験をしていると思います。
そう、カラダが楽になる姿勢です。
これが分からず、いい姿勢させようとするからなかなか良い方向いかないのです。
調子の悪いときは『カラダにとっていい姿勢』をすることです。
痛いときにいわゆる変な格好をすると楽でしょ?
腰が痛いときに腰を曲げたり、背中が痛いときに背中を丸めたり
これって全部痛みを回避する動き、体を楽にする動きですよね。
痛くない、楽っていうことはカラダの巡りもよくなり自然治癒力が上がるということです。
なので調子のよくないとき、痛めたときは『カラダが楽だなぁ』と思う格好をするのが1番です。
多くの方は形がそのままになってしまうのではないかという不安に駆られますが
全然大丈夫です。
カラダが楽になってくると勝手にいい姿勢になっていきます。
当院の考えは真逆です。
「姿勢が悪いから痛くなる。だからいい姿勢をしよう」が世間の常識
当院は
「いい姿勢をするのが辛いから楽な姿勢(変な姿勢)になる。調子の優れないときは楽だなぁ〜と感じる姿勢でいよう」
ということです。
いい姿勢という言葉に騙させないようにしてくださいね。
何に対していい姿勢かを考えていただくときっと快方に向かう手助けになりますよ。
カラダが楽だと自ずといい姿勢になりますから。
楽な姿勢
楽な姿勢
一休み、一休み