はり灸治療はスポーツによるケガや障害・慢性的な症状・後遺症などに有効です。
はり治療と聞くと痛い・怖いと思いがちですが、当院で使用するはりの太さは直径0.20mmから0.14mm。1mmの5分の1~7分の1の太さです。とても細いはりですので痛みはほとんど感じません。痛くない注射針といわれている針が0.20mmなのでそれより細いはりとなります。業界大手セイリンのディスポーザブルはり(使い捨てはり)を使用しているため衛生面でも安全です。
全身バランス治療 + はり(1~2部分)
料金
7,900円
治療時間目安
40分
部分はり灸治療は「とにかく肩がつらい」「腰だけが」「首だけが」といった局所的な症状をお持ちの方スポーツなどで怪我をしてしまった方にお勧めです。こちらのコースには学生料金が設定してあります。6~8本の針を刺入したあと15分ほど針を刺したまま休んでいただきます。置鍼(ちしん)という方法で最もカラダに負担をかけず、鍼の効果を自然に引き出す方法ではり治療を行なっていきます。
全身バランス治療 + はり灸(全身)
料金
一般 9,900円
治療時間目安
60分
全身はり灸治療は不定愁訴や全身症状の方、なんだかわからないけど調子優れない方など、体質改善を目的とされる方、疲労が溜まりカラダをリセットしたい方にお勧めです。脈診や舌診でカラダの状態を診て、それに基づきハリで全身の気のめぐり整え患部にお灸をして調整していきます。基本は置鍼(ちしん)で場合よっては灸頭鍼(きゅうとうしん)という鍼の持ち手のところにお灸を刺し、鍼とお灸のダブルの効果でカラダを改善していきます。
はり治療の代表的な効果は主に2つ
鎮痛と自律神経の調整作用です。
鎮痛効果
ツボをはりで刺激することによって体内に存在するモルヒネに似た物質が体内に放出されます。その効果により鎮痛効果が期待できます。そのほか、自律神経への作用によりはりで刺激した部位の血流が改善されることも鎮痛効果に作用します。
自律神経への効果
自律神経は交感神経と副交感神経に大別され、生体の恒常性(ホメオスタシス)維持に重要な役割を果たしています。カラダの機能が何らかの理由で乱れ、自律神経のバランスが崩れてくると筋肉の緊張やコリ・貼り血流の巡りが悪くなり不定愁訴や痛みなどの症状が現れます。疲れやすい、疲れが抜けない身体がだるいなどの症状は大部分が自律のバランスの崩れによると考えられます。この中でも自律神経系に及ぼす作用で代表的なものは血流改善です。。自律神経のうち交感神経が優位になるとカラダは緊張し血行が悪い状態になっています。ツボの刺激は交感神経の緊張を緩和し、血流を改善させます。また、血流改善はカラダの内の疲労物質や
発痛物質を洗い流すことで、カラダの緊張を緩めたり、痛みを軽減させたりしています。
当院で使用しているはりです。
業界大手のセイリンのはりを使用しています。
灸治療の代表的な効果は2つ。
自律神経の調整と免疫力アップです。
免疫力アップ
お灸を継続的に行うと「風邪をひかなくなりました」「カラダが丈夫になりました」という声を聞くことが あります。お灸を行うと生体防御機構に影響を及ぼし白血球の増加などがおこります。白血球はカラダに対して異物や細菌・ウィルスなどを食べてくれる免疫物質の主たるものです。白血球が増加することで生体の免疫力をアップする作用が期待できます。
自律神経への効果
はり同様お灸も自律神経へ効果が期待できます。お灸の温熱刺激により、局所を温め血液などの循環を改善する増血作用を引き起こします。また、血流改善はカラダの内の疲労物質や発痛物質を洗い流すことでカラダの緊張を緩めたり、痛みを軽減させたりしています。
当院で使用しているお灸です。
熱い・やけどするというイメージがありますが症状により使い方は千差万別。お灸を受けていただく気持いい~とみなさんおっしゃいます。
これはお灸を手で捻りつくる米粒大と半米粒大
文字通りお米一粒の大きさとその半分の大きさことを指します。
並べてみるとこんな感じ
ちょっとお米が傾いていますがお米一粒と同じ大きさの米粒大
高さ約5ミリです。
こちら半米粒大お米の半分の大きさです。
高さ2,5ミリです。
WHO(国際保健機関)認められた鍼灸治療の適応疾患をご紹介
【神経系疾患】
神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【循環器系疾患】
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
【婦人科系疾患】
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
【耳鼻咽喉科系疾患】
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
【小児科疾患】
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善